高島トレイル [自然]

沖縄では早くも梅雨が明けたようですが、本土はまだまだ梅雨真っ盛りで、今週も雨[雨]の日が多く、梅雨明けはまだ先になりそうです。


それでも“梅雨の中休み”を突いて、というわけではありませんが、先週の土曜日に“山歩き”に行ってきました。


向かったのは滋賀県のほぼ中央部、琵琶湖の少し西側に位置する高島市方面で、『中央分水嶺 高島トレイル』のコースの一部になっている「二の谷山」~「桜峠」~「行者山」でした。

高島トレイル位置図

“中央分水嶺・高島トレイル” 見にくいですがちょうど真ん中あたりです


“山歩き”は昨年から始めてまして、まだまだ初心者の域を出ません。昨年、会社の先輩を通じて知り合った方が長年、山歩きをされており、所属されているサークルにお誘いいただいたのがきっかけなのですが、もともと自分の父親も若い頃に山登りをしていたこともあって興味は持っていました。

私よりも年配の方がほとんどなのですが、人間的に素晴らしい方達ばかりの集まりで、お誘いいただくことは有難いと思って参加しています。


行程ですが、バスで水坂峠手前まで行きまして、そこからまずは『二の谷山』の頂上を目指しました。

二の谷山登山口付近

二の谷山登山口 標高280mです


最初から結構傾斜がきつかったです[ふらふら]ペース配分を考えながら体力温存を意識してました。

景色も良く、ウグイスの鳴き声も聞こえる素晴らしい環境でしたが、一部マナーの悪い方もおられるのか、途中でお酒の一升瓶やカップ酒の空きビンが落ちているのも見かけました[もうやだ~(悲しい顔)]

二の谷山 途中

二の谷山登山途中の景色

ゴミ

マナーは大切です

目印

コースの目印


途中、皮がえぐられている木をたくさん見かけましたが、鹿によるものみたいです。

熊にえぐられた木

熊にえぐられた木②

爪の跡も残っています


登り始めてから約1時間後、最初の目的地『二の谷山山頂』に到着です。

足跡 二の谷山

二の谷山山頂に到着 標高608mです

中央分水嶺 二の谷山

中央分水嶺 二の谷山


“中央分水嶺”とは太平洋側と日本海側とを分かつ分水界のことで、今回は3ヶ所の分水嶺を訪れました。


二の谷山山頂を少し下ったところで昼食を摂ったあと、桜峠へ向かいました。自然の中での食事はよりおいしいですね[わーい(嬉しい顔)]


標識②

二の谷山から桜峠へ向かう途中の標識

中央分水嶺 桜峠

中央分水嶺 桜峠本日2ヶ所目の分水嶺


二の谷山山頂から桜峠を経て一旦下山し、最後の目的地『行者山』に向かいました。

行者山登山口

行者山 標識

最後の目的地 『行者山』へ


行者山へ登り始める前に5分程休憩を取ったのですが、ふと綺麗な花に目が留まりました。

ウツギ

おそらく“ウツギ”という花だと思います

ウツギアップ

アップで撮ってみました


漢字で書くと「空木」と書くようで、茎が空洞になっているからだそうです。(違ってたらすいません[バッド(下向き矢印)]


他にも水路には“モリアオガエル”の卵も見ることができました。

モリアオガエルの卵

わかりにくいですが白く写っているのが卵です


いよいよ最後の目的地行者山へ登ります。

行者山 登り口

ここも最初から傾斜がきつかったです


途中で変わった植物を見かけました。一緒に行っていた方はご存じだったのですが、“銀竜草(ギンリョウソウ)”という植物だそうです。

ギンリョウソウ

ギンリョウソウ②

ギンリョウソウ③

ギンリョウソウ 別名:ユウレイダケ です


私は初めて見たのですが、この山には結構群生してました。


視界が開けたところで休憩を取りましたが、どうやら植林をしてあるようでした。

植林

山を守るために植林は欠かせません

植林②

知識不足で何の樹かはわかりません[もうやだ~(悲しい顔)]

植林③

アップで撮りました わかる方、教えて下さい


登り始めて2時間弱、ようやく山頂が見えてきました。

行者山まであと少し

この地点で頂上は目前でした


ようやく、行者山山頂に到着です。

行者山山頂

行者山山頂 標高:586m

中央分水嶺 行者山

行者山分水嶺


下山ルートはコースから外れて尾根伝いに下りましたのでちょっとだけ怖かったです[たらーっ(汗)]


当初の行程表より20分程度早く全員無事に下山できました。

下山

フェンスで閉鎖されていますが開けて無事に下山です


今日の疲れを癒すべく、近くにある「朽木温泉てんくうの湯」へ向かい、温泉でホッと一息つきました[いい気分(温泉)]

朽木温泉

朽木温泉てんくう


ここは“JAF”の会員証があれば割引をしてもらえる施設でして、300円で温泉に入ることができました[グッド(上向き矢印)]

お土産には温泉施設内の売店でプリンを買いました。

お土産

個人的には左の“ミルクプリン”がおいしかったです


高島へは今回初めて行きましたが、情緒あふれるところで体も心もリフレッシュできました。

地元民家

地元の民家 冬は雪が多いためかこのような屋根の家が多かったです

地元風景

地元の川 アユも釣れるようです

チャーターバス

今回お世話になったチャーターバス


今回も行ってよかったなあと心から思いましたし、ご縁を大切にしていきたいです。
































セミの羽化  [自然]

まだまだ残暑が厳しいですね[ふらふら]

今年の夏は本当に暑い日が続いていますが、昨日、つくつくぼうしの鳴き声を聞きました。

特徴的な鳴き声ですが、つくつくぼうしの鳴き声が聞こえると夏が終盤にさしかかっていると感じませんか?

例年以上の猛暑だったせいか、今年の夏はセミの鳴き声が大きかったように思います。セミの鳴き声で目覚めた朝も多くありました。

今年も沢山のセミが我が家の庭で羽化しました。これまでは抜け殻しか見れなかったのですが、今年は偶然、羽化する様子を見ることができました。


グロテスクな写真ですがなかなか撮れないシーンだったので、撮ってみました。(気持ち悪かったらごめんなさい[ふらふら]


羽化①羽化②羽化③羽化④羽化⑤羽化⑥羽化⑦羽化⑧羽化⑨羽化⑩羽化⑪羽化⑫羽化⑬羽化⑭羽化⑮羽化⑯羽化⑰羽化⑱羽化⑲羽化ラスト
この間、約1時間です

地面には幼虫が出てきた穴がたくさんありました。

6、7年かけてようやく地上に出てきて羽化したあとは鳴き続けて僅かの期間で死んでいく姿には生命の尊さを感じますね。






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