亡き友人を偲んで ~十津川村紀行~ その2 [旅]
上北山温泉を出発して、友人が眠る十津川村へ向けて走りました。ここまで山奥に入ると、さすがに道幅は狭くなり、対向車がくれば、退避所で待ってすれ違わなければならず、また、切り立った崖が聳える道が続き、落石でもあれば、『ジ・エンド』だなあと思いながら運転していました。
多少、ひやひやしながらも、自然の景色を楽しみながら車を走らせ、目的地である十津川村の手前で、2度目の休憩を取りました。止まった所は『北山村』の観光センターです。
北山村観光センター
『北山村』は「奈良県」ではなく、「和歌山県」の村です。奈良県内から同じ奈良県内に向かうのに、なぜ、途中で和歌山県を通るの?と思われるでしょう。その理由はこの『北山村』が“飛び地”だからです。
『北山村』は和歌山県で唯一の村です。和歌山県に属しながら、周囲を奈良県と三重県に囲まれていて、市町村単位の飛び地がそのまま領域になっている、日本で唯一の自治体です。
古の時代から、この北山村辺りでは、木材を切り出し、筏で北山川に流し、下流の新宮(和歌山県)で商人がそれを受け取る形態で人々の暮らしが成り立っていたいたそうです。その関係で新宮との関係が強く、江戸時代は紀州藩新宮領に属していたしうで、明治初期の廃藩置県で新宮が和歌山県になると、北山村は新宮との結びつきの強さゆえに和歌山県に入ることを望み、それが叶った結果、飛び地の村が誕生し、現在に至っています。
観光センターから見た風景 見えている川は北山川です
筏での川下りも有名です
後ほど、この観光センターには寄ることになるのですが、それはまた次回以降に書くことにして、2度目の休憩を終えて、ここからあと少しの所にある亡き友人のお墓がある自宅へ向かいました。
次回、その3 はお墓参りのことを書きます。
多少、ひやひやしながらも、自然の景色を楽しみながら車を走らせ、目的地である十津川村の手前で、2度目の休憩を取りました。止まった所は『北山村』の観光センターです。
北山村観光センター
『北山村』は「奈良県」ではなく、「和歌山県」の村です。奈良県内から同じ奈良県内に向かうのに、なぜ、途中で和歌山県を通るの?と思われるでしょう。その理由はこの『北山村』が“飛び地”だからです。
『北山村』は和歌山県で唯一の村です。和歌山県に属しながら、周囲を奈良県と三重県に囲まれていて、市町村単位の飛び地がそのまま領域になっている、日本で唯一の自治体です。
古の時代から、この北山村辺りでは、木材を切り出し、筏で北山川に流し、下流の新宮(和歌山県)で商人がそれを受け取る形態で人々の暮らしが成り立っていたいたそうです。その関係で新宮との関係が強く、江戸時代は紀州藩新宮領に属していたしうで、明治初期の廃藩置県で新宮が和歌山県になると、北山村は新宮との結びつきの強さゆえに和歌山県に入ることを望み、それが叶った結果、飛び地の村が誕生し、現在に至っています。
観光センターから見た風景 見えている川は北山川です
筏での川下りも有名です
後ほど、この観光センターには寄ることになるのですが、それはまた次回以降に書くことにして、2度目の休憩を終えて、ここからあと少しの所にある亡き友人のお墓がある自宅へ向かいました。
次回、その3 はお墓参りのことを書きます。
2009-12-15 22:52
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昔、北山川でカヌーの練習をしたことがあります。
by がんてつ (2009-12-19 22:10)