おつかれさまでした!! ~大関 魁皇 引退~ [スポーツ]
そう遠くないうちに…と思っていましたが、こんなに早くその日が来ようとは正直想定外でした。
台風6号が接近中でいつもより少し早めに仕事を終えて帰宅したところ、親父からその一報を聞きました。
今日に、というのは想定外でしたが、真っ先に湧きあがってきたのは“ごくろうさま”という思いでした。個人的には今日から休場して“カド番”となる来場所に進退をかけるのではないか、と思っていました。通常ならばそのようにしたのでしょうが、“記録は残してきたがそれだけ長くやってきただけのこと”とか“カド番ばかりで大関の価値を落とした”など、いろいろと揶揄されてきたこともあり、最多勝記録も達成した今となっては来場所にもう1度、という気持ちにならなかったのかもしれません。
しかし、最大の要因は体力面だったのでしょう。とっくの昔に限界を超えていた満身創痍の身体がついにもうもたない所まで来たということでしょう。昨日(18日)の若荒雄との取組みも観てましたが、なんとも悲しい負け方でした。
あまりに惨めな姿は観たくありませんでしたが、“今日が最期”というのがわかっていればなあ、と少し残念な気持ちもあります。でも、本当に“ありがとう!おつかれさまでした!”という気持ちで一杯です。右上手を取った時の強さ、豪快な上手投げ、時には相手を病院送りにした強烈な小手投げ…その他にも数々魅せてくれた豪快な取り口は心に染みついてます。
物心ついた頃からずっと観てきた “大相撲” これからも観続けるとは思いますが、心底から応援できる(したい)力士が途絶えるのは初めての経験です。私の心の琴線を震わせてくれる力士が出てくるのを待ちたいと思います。
去年の春場所初日 仕切り途中の魁皇
同じく去年の春場所初日 勝って力水を付ける魁皇
2011-07-19 21:01
nice!(2)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0